先日、北海道新聞で「難聴への備え」という記事が4回連載され、難聴者や耳鼻咽喉科の医師、認定補聴器技能者など立場の異なる方々からの事例やアドバイスが掲載されていました。
この記事をきっかけに相談に来店されるお客様も多くいらっしゃいましたので、難聴とその対策について紹介します。

どうして難聴になるの?

耳は外側から外耳、中耳、内耳に分かれています。難聴の大きな原因として内耳にある渦巻き状の器官、蝸牛の中に音を感じる有毛細胞が無数にあるのですが、様々な要因によってこの有毛細胞が抜けたり折れたりしてしまうことが難聴の原因と考えられています。
その要因として加齢だけではなく、イヤフォンやヘッドフォンを使って大音量の音楽を長時間聞き続ける、仕事で過大音を聞く環境にいることが難聴になるリスクを高めると言われています。

耳の健康を保つために

耳の衰えを遅らせるためのポイントとして、①適度な運動 ②栄養バランスの取れた食事 ③塩分を控える ④減量し適正体重の維持を ⑤禁煙 が推奨されています。
耳は家族や友人とのコミュニケーションを円滑にしてくれる大切な器官です。生活の中で音の聞こえ方に違和感がある時には耳鼻咽喉科を受診しましょう。早期治療を行うことで聞こえが回復する可能性があります。

補聴器は慣れが必要です

補聴器を使ってもすぐに問題が解決とはいきません。音への慣れが必要です。
初めての補聴器は耳に異物が入っている感覚に違和感を覚える人もいますし、普段は聞こえにくくなってしまった生活の音が聞こえると「うるさいな…」と感じる場合もあります。
最初は弱い音から初めて、慣れたら音を上げるのを繰り返し、必要十分な音量にするためには個人差もありますが、平均すると1~3ヶ月位は掛かります。
難聴が重くなる程、違和感も強く慣れるための時間も長くかかる傾向にあります。

補聴器の専門家に相談を

認定プレート画像

認定プレート

補聴器は様々な種類があります。耳掛け型でも見えにくい小型の機種、扱いやすい大きな機種、耳の型を取ってオーダーメイドで作成する耳穴型、電池交換が必要ない充電式、最近はAIの技術を応用した機種やスマートフォンと繋がる機種もあります。
補聴器選びの相談をする場合、調整の専門家(認定補聴器技能者)が在籍し、公益財団法人テクノエイド協会が認定する基準をクリアしている専門店「認定補聴器専門店」が推奨されています。認定店は掲示された耳のマークが目印となっています。
当店も「認定補聴器専門店」の認定を受けていますので、きこえのこと、補聴器のこと、何でもご相談ください。初回の相談は時間が掛かりますので事前にご予約いただけると助かります。

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