安全でクリーンな無水銀電池
補聴器用の電池は酸素に触れることで発電する「空気電池」です。見た目が同じようでもゲーム機等に使用する電池とは全く違うものです。
補聴器は直接人体に触れるもののため、安全性の面と廃棄時の環境面への配慮から、水銀を使用しない「無水銀電池」が使われています。
電池の上手な使い方
☆補聴器に入れるのは30秒以上待ってから
電池に貼ってある保護シールを剝がしてから使います。この時から電池内部に酸素が入り、発電が始まります。最初は電圧が上がっていませんので、シールを剥がしてから30秒以上待って使用を開始しましょう。(冬季など周囲の状況によっては、さらに時間が必要な場合があります。)
☆寒い日は手で暖めてから
低温下では電池の電圧が下がり、このまま使用すると電池の能力が十分に発揮できなくなります。補聴器に入れる前に暖めてから使いましょう。
☆乾燥機や乾燥ケースに入れない
補聴器を乾燥機や乾燥ケースに入れる際は、必ず電池を取り出してください。電池を乾燥させてしまうと内部の電解液が蒸発し電池の能力が十分に発揮できなくなります。
☆直射日光・高音・高湿・低音の場所を避けて保管
電池の保管場所にも気をつけましょう。換気の良い常温で保管します。
他にも低温や乾燥による電圧低下など冬季は35%程電池寿命が短くなることがありますので、冷蔵庫には絶対に入れないでください。
また、ストーブなどにより暖かくなった室内では二酸化炭素濃度が上昇し電池内部の電解液を劣化させ、電圧が低下することがあります。
補聴器用電池の処分
使い終わった電池をどのように処分したら良いのかご相談を受けることがあります。
使用済みの補聴器用電池は当店で回収し、最終的に中間処理業者の施設に送りリサイクルしています。
使用済み電池でも発火する可能性がありますので、持参する際は電池をセロハンテープで包んで絶縁してください。
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